FuelPHPというフレームワーク
「PHP フレームワーク」で検察するとこの手の記事が真っ先に出てきます。
だいたいの記事にFuelPHPが入っているのですが、2018年現在ではオススメすべきではないと思うので、その理由をブログに書き記します。
なお、私が言いたいことはこちらの記事と同じなので、こちらを見るだけで十分です😅
まず私のPHP歴
私はPHPを触り始めてそろそろ10年になります。
これまで、ZendFramework1&2、FuelPHP、Laravelと触ってきて、特にFuelPHPは仕事で4年くらい使ってきました。
(私の派遣先ではまだまだこの先も採用されそうですが…)
FuelPHPの良い点
先に良い所を挙げておきましょう。
軽量なのがいいところですね。
一度、各フレームワークの速度検証をした事がありますが、5〜6種類中の2番目だったはずです。
でも、軽量さならPhalconの方が上ですし、FuelPHPの派生元CodeIgniterも軽量なのでそっちでもいいんじゃないですかね。
実装のしやすさも良い方だと思いますが、この点に関してはLaravelがダントツなのでとても勝ち目はないですね。
CodeIgniterの使い勝手ってどうなんでしょう?派生元なので、あまり大差なかったりするんでしょうか?
問題点
さて、ここからが本題です。
先に挙げたQiitaの記事に書いてある通りで、とにかくメンテされていないのです。
2018年に1.8.1がリリースされましたが、前の1.8は2016年リリースです。
2年も間が空いています。
下手にバージョン上げられて動かなくなると困るというのはあるでしょう。
でも、セキュリティリスク等を考えると2年もアップデートされてないって大丈夫なんでしょうか?
そして今後もアップデートはされるのでしょうか?
PHPもバージョン上がっていきますが、対応していかなくていいのでしょうか?
「2年も間が空いている」というのは、私は致命的だと思います。
あと、2015年に2のアルファ版が出てました。
それから3年経ちますが、どうなったんでしょうね。
1はもう設計思想が古いと思うので、早く2を出すべきだと思うのですが、進んでいるのでしょうか…
といったところで、私がFuelPHPをオススメしない理由を書いてみました。
2の正式版がリリースされたらまた盛り上がる可能性はありますけども、それまでは別の、数か月単位でバージョンアップが行われているフレームワークを選んだ方が良いでしょう。